RSIインジケータの基礎 category

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RSI14日間と7日間の使い分け

RSI:14日間と7日間の違い FXトレードにおいて、RSI(相対力指数)は市場の過熱感や売られ過ぎの状態を判断するための重要な指標です。RSIは、一般的に14日間がデフォルトとして使用されますが、7日間で計算することもあります。ここでは、14日間と7日間のRSIの違いについて、具体的な数値と実際のトレード経験を交えながら詳しく解説します。 1.計算方法の違い 14日RSIは、過去14日間の価格変動を基に計算されます。例えば、特定の通貨ペアがこの14日間で上昇した日が10日、下降した日が4日の場合、RSIは次のように計算されます。 上昇平均=(合計上昇幅)/……

RSIの弱点と限界

RSI(RelativeStrengthIndex)はトレーダーにとって便利なツールですが、万能ではありません。使い方を間違えると損失を招くこともあるので、その弱点と限界について理解しておくことが大切です。ここでは、主観と経験を交えて、RSIの「罠」についてお話しします。 ダマシの多さに要注意 RSIは「買われすぎ」「売られすぎ」を教えてくれる優れた指標ですが、これに頼りすぎると、結構な頻度で“ダマシ”に引っかかるんです。特に、強いトレンドが発生している時は要注意。例えば、上昇トレンド中にRSIが70を超えたからといって、即座に「売り」のポジションを取ると、そのままトレ……

RSIインジケータのカスタマイズ:自分に合った設定で精度を高める

RSI(相対力指数)は多くのトレーダーに愛されているインジケータのひとつですが、デフォルトの設定だけでは物足りないこともありますよね。特に、相場状況や自分のトレードスタイルに応じて調整することで、RSIの使い勝手を格段に上げることができるんです。今回は、RSIインジケータのカスタマイズ方法について、自分の経験も交えながらお話しします! RSI期間の変更でトレードスタイルに合わせる RSIのデフォルト設定は「14期間」ですが、実際に使ってみると少しレスポンスが遅いと感じることがあります。特に、短期トレードをメインにしている人は、期間を短く設定することで、より敏感なシグナルを得ること……

株式、FX、仮想通貨マーケットにおけるRSIの活用

RSI(RelativeStrengthIndex)は、いろいろなマーケットで使える便利なツールですが、それぞれの市場には独自の特性があります。ここでは、株式、FX、仮想通貨の各マーケットでのRSIの使い方について、僕の経験と実際のトレードで感じたことを交えてお話しします。 1.株式市場でのRSIの活用 株式市場でRSIを使う際の大きなポイントは、個別株の特性や全体のマーケットトレンドをしっかり見極めることです。株価は企業のニュースや決算などで突然動くことがあるので、RSIの70以上(買われすぎ)や30以下(売られすぎ)だけで判断するのは危険です。 実際の活用例として、……

RSIと他の指標の併用

RSI(相対力指数)は単体でも有効なテクニカル指標ですが、他の指標と併用することで、その効果が何倍にも増すことがあります。ここでは、私自身の経験や使い方を交えて、RSIをどのように他のインジケータと組み合わせて使うと良いのかをご紹介します。 移動平均との併用:タイミングを掴む鍵 RSIと移動平均を一緒に使うのは、私の中で鉄板の組み合わせです。特にトレンドの転換点を狙うときにこのセットは強力です。例えば、RSIが70を超えて「買われすぎ」のサインが出ている時に、短期の移動平均が長期の移動平均を下抜けたら、これはもう強めの売りサインと見ています。逆に、RSIが30を割り込んで「売られす……

ダイバージェンスの解説

RSIを使いこなす上で、知っておくべきテクニックの一つが「ダイバージェンス」です。これが分かるようになると、面白いですよ。単なる買われすぎ・売られすぎのシグナル以上に、相場の深い動きが見えてきます。今回は、ダイバージェンスの意味と実際の使い方について、私の経験も交えながら説明します。 ダイバージェンスとは? ダイバージェンスとは、価格の動きとRSIの動きが一致しない状態を指します。例えば、価格が上昇しているのにRSIは下がっている、またはその逆の状態です。このズレは、相場の転換を示唆していることが多く、非常に強力なトレードシグナルになります。 最初にダイバージェンスを見つけた……

RSIの重要な水準について:70と30のラインをどう読む?

RSI(RelativeStrengthIndex)は、テクニカル分析をする上で欠かせない指標の一つですよね。トレーダーとしては、これを使って「今が買い時なのか、売り時なのか?」を見極めたいところ。ここでは、RSIにおける重要な水準である70と30にフォーカスして、どう活用すべきかをお話しします。 70以上は「買われすぎ」って本当? まず、RSIが70以上になった場合、よく「買われすぎ」と言われます。この状態は、価格が上がりすぎてそろそろ調整が入るんじゃないか、と考える場面です。 でも、ここで注意したいのは、「買われすぎ」だからといってすぐに売るのが正解とは限らないってこ……

RSIの計算方法

RSI(相対力指数)の計算式です。トレードにおいて価格の「買われすぎ」や「売られすぎ」を判断するために使用されるオシレーターです。RSIの計算方法を理解することは、この指標を正確に使うための第一歩です。ここでは、その計算式とステップについて詳しく説明します。 1.RSIの基本計算式 RSIは以下の計算式で求められます: ここで、RSは「相対強度指数」と呼ばれ、上昇幅と下落幅の比率です。 2.RS(相対強度)の計算方法 RS(RelativeStrength)は、一定期間における価格の上昇幅の平均と下落幅の平均の比率で計算されます。デフォルトで……

RSIとは? - トレーダーのための頼れる指標

トレードをする上で、「これって今買うべき?それとも待ったほうがいい?」と迷うこと、ありますよね。そんなときに役立つのが「RSI(相対力指数)」です。シンプルだけどすごくパワフルなテクニカル指標で、初心者からプロまで多くのトレーダーが頼りにしているんです。 RSIって何? まずRSIが何かというと、トレードする際に「今の市場は買われすぎてる?それとも売られすぎ?」を教えてくれる指標なんです。作ったのはJ.WellesWilderさんという伝説的なトレーダーで、彼の提案以来、もう何十年も愛され続けています。 RSIの魅力は、0から100の範囲でシンプルに数字を示してくれること……