RSI(相対力指数)は、多くのトレーダーが使うインジケータですが、最初は色々と疑問が湧いてくるものです。ここでは、初心者がよく抱く質問に答えていきます。経験に基づいたアドバイスも交えつつ、わかりやすく解説していきますね!
目次
Q1: RSIが70を超えたから売りだと思ったけど、上がり続けた。どうして?
これは初心者が一番ハマりやすい「RSIの罠」とでも言いましょうか。RSIが70を超えると「買われすぎ」と言われますが、必ずしもそこで反転するとは限りません。トレンドが強い時、RSIはずっと70以上に張り付いたままになることがあります。これを「トレンドに逆らってしまった」と表現しますが、実際のトレンドの勢いが強ければ、RSIが高止まりしても価格は上がり続けます。
対策: RSIだけを見ずに、価格のトレンドも確認しましょう。例えば、移動平均線などと組み合わせるとトレンドの方向性が見えてきます。「買われすぎ」は必ずしも売りのサインではないことを覚えておくと、失敗が減りますよ。
Q2: RSIが30を割り込んだのに上がらない…何が間違ってるの?
RSIが30を下回ると「売られすぎ」となり、買いのチャンスに見えますよね。でも、これも先ほどと同様、トレンドに逆らっている可能性があります。下降トレンド中にRSIが低いからといって「もう底だ!」と思い込むのは危険です。何度も30を下回ることだって珍しくありません。
対策: 買う前に、現在の市場の状況や全体のトレンドを確認しましょう。RSIが低くても、強い下落トレンド中ならそのまま下がり続けることもあります。トレンドフォローが基本です!
Q3: RSIの期間設定は14でいいの?カスタマイズするべき?
RSIの期間設定でデフォルトの14はよく使われていますが、絶対ではありません。短期トレードをする人は5や7のように短い設定にすることも多いですし、中長期のトレードでは21や30に設定する人もいます。期間を短くすればシグナルが増えますが、その分ノイズも増えるので、慎重に判断が必要です。
経験談: 私も最初は「デフォルトがベストだろう」と思って14を使っていましたが、5分足の短期トレードを始めた時には7に設定を変えました。自分のトレードスタイルに合うか、デモトレードで試してみるといいですよ。
Q4: RSIが動かないんだけど、バグ?
RSIが動かない場合、まずは設定や期間が正しく設定されているか確認してみましょう。特に、チャートに表示されている時間軸(1分足、1時間足など)が適切でないと、動きが少なく見えることがあります。また、あまりにも古いインジケータを使っていると、プラットフォームのアップデートに対応できていないこともあるので注意です。
対策: 設定を確認し、それでも動かない場合はインジケータの再インストールを試してみてください。それでもダメなら、使っているプラットフォームのサポートに問い合わせるのが良いでしょう。
Q5: RSIって本当に使えるの?実際のトレーダーも使ってる?
結論から言うと、RSIはプロのトレーダーから初心者まで多くの人に使われていますが、万能ではありません。RSIだけでトレードをして勝ち続けるのは難しいです。だからこそ、他のインジケータやテクニカル分析と組み合わせて使うのが基本です。
経験談: 私もRSIだけに頼っていた時期がありましたが、勝率は安定しませんでした。MACDや移動平均線と組み合わせて、相場の流れを総合的に判断することで勝率が上がった経験があります。「RSIだけですべてを決めない」これが重要です!
以上が、初心者がよく抱くRSIに関する疑問とその解決策です。RSIはシンプルで使いやすいインジケータですが、トレードの世界では「シンプルだからこそ深い」というのが常。焦らず、じっくりと使い方を習得していきましょう!困ったときはまたこのページに戻ってきてくださいね。